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栄養管理室

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栄養管理室は管理栄養士及び調理師が入院患者様の栄養状態について、入院食(治療食)を通して健康を維持し、治療を目的とした栄養管理を行っています。また、必要に応じて栄養食事相談も随時行っており、 外来患者様、ご家族様に対しても医師の指示のもと栄養食事指導を積極的に行っています。当院は、入院患者様の高齢化と神経難病患者様及び重度の心身障がい児患者様に対しても嚥下しやすい食事形態を医師、看護師と連携を取りながら、一人一人に合わせた食事内容の検討を行っています。

調理業務

 給食調理

給食調理イメージ
給食調理については、病院調理師が一般食から特別治療食、重度心身障がい児食(重心食)まで全ての調理を担当しています。主治医や担当看護師、言語聴覚士からの個別オーダー食に対しても、きめ細かく出来る限り対応し、少しでも残食を出さずに喫食出来るよう調理の工夫を行っています。

 盛付け配膳等業務

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当部門では、一部の調理や盛付け業務、配膳・下膳、食器洗浄などの業務は給食委託契約により委託業務となっています。委託社員の中にも栄養士や調理師など専門職スタッフが揃っており、如何においしく食べて頂けるか病院調理師と連携を取りながら患者給食の質の向上に取り組んでいます。

 献立と病院給食

献立と病院給食イメージ
献立と病院給食イメージ
献立と病院給食イメージ
当院の病院給食献立メニューは43サイクルメニューとなっています。季節毎に旬の材料を出来るだけ取り入れ、常に新しいメニューの検討を重ねています。また、行事食も年中の催事、お誕生日、手作りおやつなどにも取り組んでいます。一般食は軟菜食や全粥食も含め全体の5%程度、糖尿病食・脂質異常症食・心臓病食・腎臓病食・貧血食など特別治療食は全体の20%、重心食は全体の30%を占めています。残りの45%は経腸栄養剤による濃厚流動食及び輸液管理の患者様となっています。一般食や特別治療食の中にも形態調整の必要な患者様がたくさんおられ、必要に応じて一口大カット(3-4cm)、粗キザミ(1.5-2cm)、キザミ(0.5-1cm)、極キザミ(0.5cm以下)、ペースト、ムース等の形態調整を行っています。重心食を喫食している患者様の殆どが形態調整を必要とし、いかに誤嚥を防いで嚥下をスムーズに行うか様々な情報を取り入れながら食べやすい食事の検討をしています。もちろん、食の安全が第一で衛生管理は徹底して行い、安全で美味しい食事作りに栄養管理室スタッフ全員が日々努力して取り組んでいます。

 栄養食事相談

栄養食事相談
栄養食事相談は、入院・外来ともに医師の指示のもと必要に応じて随時行っています。入院患者様については、入院診療計画時「特別な栄養管理の必要性有り」の患者様に対しては、 栄養管理計画書の作成とともに特別治療食の内容に合わせ個別に栄養相談(指導)を行います。外来については、担当医師の指示を受け外来の栄養相談室にて栄養食事相談(指導)を行います。入院も外来も必要に応じて ご理解改善が見られるまで継続指導にて取り組みをさせて頂きます。
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