褥瘡とは、自動運動の低下、運動麻痺、知覚障がい、関節拘 縮などが原因となって、骨が突出した部位などの身体の一部に持続的な圧迫が加わる ことにより、皮膚や深部組織の血行が阻害されて生じます。 全身状態の悪化や失禁や発汗により皮膚の状態が悪くな る(不潔で湿潤した状態)と褥瘡が発生しやすくなります。 |
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①除圧体圧分散マットレスを使用し、適宜(2、3時間ごと) 体位変換を行います。身体の変形や拘縮の強い患者様には、ポジシ ョニングピローを用います。 ②摩擦とずれの防止
③スキンケア
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褥瘡の深さ、創面の色調(黒色期、黄色期、赤色期、白色 期かどうか)、日常生活自立度(J1からC2まで)を判定し各種薬剤 を使用、適宜デブリードメント(掻把)を行います。早期治癒、再発予防 を目的に手術(筋皮弁など)を行うこともあります。
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