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散歩道

クラブ活動の紹介

当院には多彩な趣味を持った職員で構成するクラブ活動を行っています。その内のいくつかをご紹介します。

 紫香楽病院 カヌー・カヤッククラブの紹介

当クラブの部員は紫香楽病院の職員、OB等に限定させていただいております。各種行事には部員の紹介があれば、どなたでもご参加いただけます。琵琶湖でカヤックに乗りましょう!

● カヌー・カヤックって何?
【はじめに】  
「カヤック」という言葉よりも「カヌー」の方が通りが良いでしょうか?一本の棒(パドル)を両手で持って漕ぐ細長い船のことです。漕ぐための板(ブレード)が棒の端の片側だけについたものをシングル・ブレード・パドルといい、両側にブレードがついたものをダブル・ブレード・パドルといいます。
カヤック
シングル・ブレード・パドルを使って艇の片側のみを漕ぐものをカナディアン・カヌー(狭義のカヌー)と呼びます。これに対してダブル・ブレード・パドルで左右交互に漕ぐものをカヤックと呼ぶのだそうです。 初心者にはカヤックの方が簡単です!

【艇の種類】  
2人で乗れる「タンデム」タイプや、艇の中に入らずに上に乗る形の「シット・オン・トップ」と呼ばれるタイプもあります。色々な種類がありますので、以下にさわりだけを述べましょう。
種類
【構造上の分類】
構造上の分類

よく知られているのは、木製やポリエチレン製のもので、リジッドタイプと呼ばれます。その他に、アルミ・フレームを丈夫な布で覆い強い張力をかけて形を保つという仕掛けの、組み立て式カヤック (ファルト・タイプ)もあります(フォールディング・タイプも同じ意味)。もっと手近なところでは、インフレータブル・ボート(ゴムボート)のように空気で膨らませる艇(インフレータブル・タイプ) もあります(ダッキーとも呼ぶ)。空気で膨らませるといっても、おもちゃのビニールボートとは違います。本格的な急流下り用もあります。侮ることなかれ!

【用途による分類】
水上散歩に使うレジャー用、ツーリング・カヤック、もっぱら魚釣りに使うフィッシングタイプ、急流下り用のホワイトウォーター艇、海を渡るシーカヤック、スピードや技を競う競技艇等いろんな用途別の艇があります。 我々の艇はツーリング用です。これで急流を下ればすぐにこわれるでしょうし、外洋に出れば遭難するかもしれません。これはママチャリやマウンテンバイクで競輪に挑むようなものです。漕艇する人の技量だけでなく、艇種も 目的によって変わるのです。琵琶湖(好天候時の南湖)での湖面散歩や魚釣りなら、レジャー用インフレータブルで十分!(単気室の練習用やビニールボートでは遭難しますよ!)。少しスピードがほしければファルトがよいで しょう。沖で泳いだり、波に乗ったりといった水遊びに徹するなら、シットオントップがおもしろいかもしれません。

【速度】
最高速は2馬力エンジン小型ボートと同等ですが、そんな速度だと私は十秒で息が切れます。(高速用カヤックなら一瞬は追い越せる?)インフレータブル艇の巡航速度は地上をゆっくりと歩く位(4km/h位)です。2 人用ファルト艇に1人乗艇なら巡航速度5.5km/h位です。私の体力での瞬間最大艇速は9.0km/h(追い風、微風、平水面)です。(漕いでみて意外な速さに驚く人が多いようです。)


【その他・安全対策等】  
カヤックに帆をつけて遊んだり、そんな工夫も楽しいものです。夜間航海にはまた格別の感動があります!  
でも、安全対策は必要です。  
第1にライフジャケットは絶対に必要です。天気予報の確認も必須です。不測の事態に備えて、すべてに二重の安全対策をします。(写真の帆も意図的に簡単・瞬時にこわせるように作ってあります。)  
練習コースでは落水時の再乗艇を練習します。また、手を離してもパドルが流されないように艇につないだり、寒い季節は漂流しても凍えないように専用の衣類を用いたり、緊急連絡用に携帯電話を防水パックに入れたり、 ・・・、と、万全の態勢で臨みます。複数人数で行くことでもリスクは下がります。エンジン付きボートと一緒に出るのも一手です。(3人乗り2馬力エンジン付きゴムボートも所有しています。)
散歩道01

【カヤックの魅力は?】
こんな景色に誰でも気軽に出会えます。
散歩道02
←この花だって、地上から双眼鏡で見下ろすのではありません。視線より上に、顔より大きい花が咲いているのです
→誰もいない水辺、そこでは鳥たちの声、水と風が織りなすハーモニーが主役です。
散歩道03
散歩道04
←夕暮れの景色はいつももの悲しく、でも、暖かく・・・

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